■ ID | 826 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 2007年夏季の埼玉県における気温の広域的な解析 |
■ 著者 | 米倉哲志
埼玉県環境科学国際センター 嶋田知英 埼玉県環境科学国際センター 小川和雄 埼玉県環境科学国際センター |
■ 出版元 | (社)大気環境学会 |
■ 出版年 | 2008 |
■ 誌名・巻・号・年 | 第49回大気環境学会年会、平成20年9月17日 |
■ 抄録・要旨 | 埼玉県では県内50カ所の小学校の百葉箱に温度データロガーを設置し、気温を計測している。今回、2007年の夏季における広域的な気温状況について検討した。百葉箱内のデジタル温湿度計により、気温を15分間隔で測定したところ、2007年夏季における県内の日平均気温の月平均値は、6月〜9月の期間を通してさいたま市〜南東部の東京都との県境の地域が最も高く、県南部〜北東部においても比較的高温である一方、東部の秩父地域で低温になる傾向が認められた。日最高気温の月平均値の地点差は、7月で3.9℃
(24.6〜28.5℃)、8月で4.5℃(31.2〜35.7℃)、9月で3.4℃(26.1〜29.5℃)であり、日最低気温の月平均値の地点差は、7月で2.9℃(18.5〜21.4℃)、8月で4.9℃(30.7〜25.6℃)、9月で3.8℃(18.3〜22.1℃)であり、地点間差は最高気温比べ最低気温が大きい傾向を示した。また、秩父市などの西部地域では熱帯夜になることはほとんど無いが、さいたま市から南東の地域は熱帯夜日数が非常に多く、夜間の気温があまり下がらないことが明らかになり、都市域における典型的なヒートアイランド現象が認められた。 |
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